コトの提案をする

大手のレンタルショップや本屋が家電の提案をしたり、カフェを併設したり、雑多な商品を並べ宝探し感覚を味わってもらおうという店作りをしています。

百貨店の中にもそのようなフロアを作っていて、店舗づくりは様変わりしています。

また、小さな店舗でも「インスタ映」する商品や店舗を作って、モノを売るだけではなく楽しんでもらえる店作りを考えているようです。

SNSの普及で店舗との信頼関係が大切になってきました。

見た目だけでまずいとすぐにつぶやかれてしまい拡散されますし、商品が不良だったり、店員の態度が悪くてもつぶやかれます。

サイレントマジョリティーという言われた人々がサイレントではなくなったといえるかと思います。

ネットの普及は買い手にとって良い方向になっていったと思いますが、売り手にとっても、宣伝費が必要なくなったり、アイディア次第で大ヒットを生み出せるということで歓迎できるのではないかと思います。

着物屋さんがろうそくを売っていたり、小物を作ったりしていると、探す楽しみが生まれます。

食べ物屋さんでも、黒砂糖で作った石鹸を置いておいたり、食べ物に合うお茶碗を置いておいたりしたら、それだけも見る楽しみが加わります。

店舗作りでモノを並べて売るだけではダメだと素人は思いますが、中にはダンボールから出すこともなく並べて売っている店もあります。

ダンボールの中から物を選ぶというのも、お客さまにとっては「コト」なのかもしれません。

どこにターゲットを絞るのかで、店舗づくりは変わってきます。

安売りの店ならば、安く売る工夫をしているところを見せるのも良いかと思います。

お得意様を作ることも大事ですし、お客さまに何をしたいのかがわかる店作りも大事だと思います。

 

 

高額所得者向けの店舗

ハイファッション・スペシャルティストアというものが、アメリカにあるそうです。

高級ファッション専門店というもので、高級品を置く百貨店としてアメリカでは人気があるそうです。

アメリカには桁外れの金持ちがいるそうで、彼らだけをターゲットにしたお店でも採算が取れるというのが凄いですね。

世界で一つしかない逸品とか超ラグジュアリーな世界一周旅行とか、取り扱うものは超一流のものばかりだそうです。

超一流ばかりだから、逆に世界中にそれらが載ったカタログが大評判を読んでいるようで、宣伝効果も抜群だそうです。

庶民には手が届かなくても、目の保養になりますね。

とはいえ、アメリカといえども百貨店の売上は落ちているそうです。

日本でも一昔前は、お歳暮、お中元などは有名百貨店の包み紙でという習慣がありましたが、今は聞きません。

アメリカも同じで、超高級百貨店での買い物がステータスと言えなくなってきたそうです。

お金持ちのいそうなアラブの方で売上を伸ばす方法を取っているそうですが、なかなか難しいかもしれません。

高級品もネットストアで買う人も多くなってしまい、実店舗との関わりが薄くなってしまったようです。

一方で、日本でもトータルでファッションを考えてくれる店員さんを置く百貨店が出てきました。

お客さんにスタイリストのサービスをつけようということだそうです。

百貨店にはさまざまなモノが売っています。

モールや個人商店と違って、いろんなブースを回って洋服、靴や帽子、バッグとトータルで選んでもらえるわけです。

逆に、スカーフ単品とかスカートだけという風な買い物になってしまうとスタイリストをつけた意味がないと言われているそうです。

ときどき、パンツをもう一本買いませんかとか、もう一足靴を買いませんかということを言ってくる店員さんもいますが、こういう売りつけもほどほどにした方がいいと思います。